保育所

言葉なんて子を捨てる親と保育所のやりとり

呆け、呆れ

九月に恐怖を抱いている。去年の九月に入院し、三ヶ月間の大いなるロスタイムを過ごしたからだ。風邪薬でハイになって手首を切り、翌日風邪薬でハイになって首を切り、その翌日には閉鎖病棟の隔離室でおおいびきをかいて寝ていた。退院した理由は市販睡眠薬…

日常と雑感

ストップウォッチを眺めて一秒の意外な長さに驚くように、毎日思ったよりも長い。何回も実感する。思ったよりも長く、思ったよりは平凡な日常が思ったよりも過酷にやってくる。 毎回、うまく自分が二十四時間をやりすごしているのが不思議に思う。前任の自分…

眇で普通への距離を測る

なにか経験するたびにその足跡を振り返り、こうやって文章を書いている。ここ数ヶ月の日常から変わったことといえば、バーに行くことだった。バーに行き、ぼく(と友人)は今まであったことをさらうように話す。笑ってもらえると嬉しいし、楽しい。酒もおいし…

出荷できない語り口調で

友達と飲みに行って、調子良く不幸を笑うことができた。不当ではない不幸は恥だ。だから笑い話にできる。 毎日が多少の差こそあれ、ほとんど同じ毎日が続いている。毎日が変わらないことは不幸なのでしょうか。二十二歳にとっては、これから先の一ヶ月は永遠…

死にたいことが免罪符かのように

カレンダーにバツをつけるように、一ヶ月に二週おきに心療内科へ通う。その足並みが家の柱に身長を刻むようになればいいのに。変わりない日々が続き、メトロノームのように秒針が、長針が、短針が、そしてカレンダーが、ぼくの人生を少しずつ前に進めていく…

蛙かおたまじゃくし

物干し竿がないので、カーテンレールに様々なものを吊るして生活をしている。洗濯物、着ることがないため洗ったのかどうか定かではない服、風鈴、ドライヤー・・・・・・。殺人鬼が獲物を飾るようになんでも吊るしているのだが、そうなるとカーテンの明け閉めにや…

営みから遠く離れて

5ちゃんもヤフー!ニュースも正しい人にまみれて腹立たしいばかりで、本音なんかなんも素晴らしくないよと思ってしまう。浮いているみたいな自分の立ち位置はどこからどう見ても正しくなく、それでさらに卑屈になってしまう。人のことを気にしないようにする…

子供たちはどこに消えた(日記)

都会に住み始めて、初めての夏が来たような気がした。そう思って過去をなぞっていると、大学一年の頃も都内に住んでいた。全く記憶がない。都会(それも東京の人々と比べてというより、過去の自分のいた地方から見ればの都会)に住み始めて、思えば遊ぶ子供を…

祖母が死んだ。二三か月前に入院し、そのまま引きずられるようにして死んだ。そんなに仲良かったわけでもないし、頭の悪い人の常として子供や孫がたくさんいるので、向こうとしてもあまり関心があるわけではなかったと思う。 生きることは困難さを増していっ…

1000年後の日記

人間は人間自身の認識において、これから特に本質を変化させることがないだろうなという希望的とも悲観的とも言える推測をぼくは持っていて、これを希望的と捉えるならヒューマニズムかと思う。自我の範囲は科学がどうこういう問題ではなく、やはり人間が信…

もう六月かよって毎年言ってる

芸能人のブログ見て、kindle readingでBL漫画読んでってやってるともう六月になってしまった。ニートは一日が一ターンしかないとよく言いますが(今日初めてそれを知りましたが)、ぼくは三日に一ターンくらいしかない気がします。 今日は友達とスタジオに行っ…

小噺

「おーい!かあさん」 若い男が、母を呼んでいます。若いといっても、見た目は貧相で、痩せこけ髭は伸びきって目は落ち窪み、若者らしい活気は全く見てとれません。それもそのはず、男は幼い頃から病気持ちで、それも一個や二個の病気ではなく、臓器も継ぎ接…

日記

日記という、もっともつまらないタイトルをつけました。これには人生を連続的な運動として営んでいく上での諦観がありまして、人がどうだとか、他人にはもちろんなったことがないので、あまり悟りきったふうなことを言えないのですが、自分の考えがわたしは(…

近況

今を言葉で修飾してもすべてうつろいゆくんだよな。という気持ちになると、なんだかすべてを投げ出したくなります。気分とモード、気持ちが流行りのようにやってきては急かし、振り返るとかつていた場所は懐かしいくせにみすぼらしく思え、かといって今が素…

人生(小学六年生まで)

● 男は病院から帰ってくると、キーボードを叩き続けた。男は、他者がほとんど苦手になりつつあった。他者よりも、自分が存在していることが不快で仕方なかった。通院の途中、食事をすることの主体性に気づくと、食事をすることと何を食べようか悩むことの主…

人間観察を考える

一時期、十年くらい前は「趣味、人間観察です」という不思議系女子が学年に一人はいたものです。ぼくの周りだけかもしれませんが。そして、そういう女の子がハブられたり、ネットで「趣味が人間観察の奴は痛い」みたいなスレッドが立っていき、今では人間観…

こうかいしたこと

高校に入ってからというものの、期待していたわけではないけれど良いことも悪いこともなかった。まあ、前と比較して悪いことがないということだから、ずっとマイナスを低空飛行していて、慣れているだけかもしれない。 友達と言えるような人はいない。一人、…

四月になったそうです。そうです、という物言いに理由を求めるなら、私に四月の到来を実感させる物事がないということや、そもそも論では人間は四月を感じとる器官はなく、地球の公転や陽の高さなどから暦を作り出した人々のことを鵜呑みにする能力が備わっ…

散歩

昼頃、春の陽気にあてられて六キロメートルをぼんやりと歩いた。大きな公園があったものの、私の記憶力では今何を語るべきかがわからない。選別することができない。いびつに大きく回った一周は引き伸ばされた写真のような、星座のような円をマップアプリに…

体育館裏の思い出

amazonをうろうろしていたら、場面設定類語辞典というものがあって、もう説明しにくいのでページを見てもらうしかないのだが、試し読みをしていると懐かしいことを思い出した。 場面設定類語辞典 作者: アンジェラ・アッカーマン,ベッカ・パグリッシ,小山健,…

コンビニバイト・キロバイト

これは私がコンビニバイトをしていた時の話だ。と、言っても今もコンビニバイトをしているから、前の店で働いていた時の話になるのだけれど。 八年間も働いていた、勝手に寄り添うように思っていたコンビニが潰れることになった。当時女子高生だった私は二十…

今日の半径

今日もまた日記を書く。半径をぐるぐる書いているうちに、日々からはみ出た滲みを許せるようになれればいい。一種の作為としてちょろちょろ同じところを回る点Pとして、一人称をPにしようと思ったが、友人のあだ名がPちゃんなのでやめた。 朝起きると非常に…

視野半径二時間

読み終わってもない本を図書館に返しに行く。行動には目的のあるものとないものがある。所作だけで満足するものがある。本を借りて返すうちに、幼児性を帯びる気持ち。それかシーシュポスか。 スーパーに行き、牛乳、豆腐、お茶、バナナ(バナナはうつ病に効…

写真と動物園

ここ数回の記事の続きだ。 閉鎖病棟の隔離室にいたのは一週間程度だった。何もない部屋だから、やはり時間は長い。もちろんすぐに退院したわけではなく、隔離室から準隔離室、個室、四人部屋と移り、なんだかんだ三ヶ月病院が定める最大の入院期間まで腰を下…

鈍い反射

http://freak-tanatra.hateblo.jp/entry/2018/02/01/001747 http://freak-tanatra.hateblo.jp/entry/2018/02/09/195321 の記事の続きです。 「服を脱げ」と言われておどけたけれど、誰も笑わなかった。胸を隠して笑いかけた。誰もその意味を理解しなくて、声…

ぼんやり

freak-tanatra.hateblo.jp この記事の続きです。 漫画喫茶の二人掛けの席はぼくとお姉ちゃんとぼくの荷物でいっぱいになった。といってもスーツケースとトートバッグだけなのだけれど。窮屈で近寄った二人の顔をデスクトップパソコンの白ぼけた壁紙が照らし…

なんとなく思ったこと。

前回の記事の続きじゃなくて申し訳ない(読んでる人がいるのかわからないけど)。ツイッターに書こうと思ったけど、ツイッターに書くにはすこし衒学的に捉えられるかもしれないと思った。 美容室で髪を切られながら、雑誌を読んでいた。雑誌の中には白髪の、シ…

フラッシュを焚きすぎて白ぼけて、印象だけが残った写真たち

最初は夢の話をしたかった。夢のことを書き始めると、夢を見始めた時期について書かなければいけないと感じた。また芋づる式に、その時期について書こうとするとそのまた前の時期について書かなければいけないと思った。どんどんと遠くへ行っても追いつけな…

出会い系の自己紹介欄にポエム書いても誰もわかってくれない

樹海に行こうと思ったけど、片道分しかなかった。帰り道の心配してる自分が情けなくなった。煙草を喫むとすぐに噎せる。 アンディウォーホルが「誰でも15分間だけは有名になれる」と言った。それならばその時に惜しまれたいが、見返そうにも身が出そうなほど…

金がないから文章を書く。食うだけの金はあるけど、食う以外の金はない。満足するわけがない。毎朝毎晩、今日はどこへ行こうかって考える方が精神衛生上いいのはわかっているが、ここ最近は毎回今日は樹海に行けるかなどと考えている。最寄駅から樹海の最寄…