保育所

言葉なんて子を捨てる親と保育所のやりとり

入院日誌(12/12)

明日退院。明日退院なので、退院に向けて薬などを話し合う。一日一錠を一週間分。完全に薬さえもらえぬ狂人になったが、二回ともODで救急搬送されているゆえ、文句は言えず。しかし、不安なのは薬は医者にもらわずとも世の中の薬局に本当によくありふれてい…

入院日誌(12/10〜12/11)

九時間眠る。今日はおそらく退院の日程を決める。 退院の日程が決まる。しかし、朝に医者と話すと木から土曜の間、夕方に看護師が「退院の日程が決まりましたね」と言う。「えっ、いつですか」「先生から直接言った方がいいかな」と教えてくれない。 なにに…

入院日誌(12/9~12/10)

12/9 二十一時から五時まで眠る。一度しか起きなかった。昨日常夜灯を消してもらったからだろう。よく眠れた。将棋の中川大輔に似た老人と話す。ほとんどの人は話したいだけ話し、ぼくは聞きたいフリで聞くのがこの病院の常だ。しかし、劇団を定年後やってい…

入院日誌(12/6~12/8)

12/6 三時間くらいしか眠れず、朝起きて思ったのは初期太宰を読みたいということだ。HUMAN LOSTあたりの、才気と若さゆえの筆の走りが見られる頃の。太宰と自分を比較するわけではないけれど、こういう時にふと読みたくなる。 担当看護師に「昨日親と話しま…

入院日誌(12/3~12/5)

12/3 ついに朝勃ちをした。自分の中に性があるのが気持ち悪い。五時に起きる。そもそも二十一時に寝て、七時に起きるのは無理がある。病院のベッドじゃ十時間も眠れない。一日一日眠れる度に、やっと一日を越せたと思う。毎日、下手くそなハードルの跳び方み…

入院日誌(11/30~12/2)

11/30 ODの幻覚を思い出しながら 片腕の萎えた少年が歯並びの悪さを気にしつつ笑っている。萎えた左腕は途中で水風船の閉じ口のように細まり、ごつごつした関節から指のなり損ないがふよふよとした塊になって飛び出ている。少年は腕より歯並びの悪さがコンプ…

入院日誌(11/27~11/30)

11/27 11/18からのことを思い出して 朝起きてコンタックを飲もうと思った。コンタックには多用すると幻覚成分があり、大量に摂取すると幻覚を見る。ぼくはこれを自分じゃない自分、嫌いじゃない自分になれる口実として使っていた。効くまでが長く、四、五時…

入院日誌(11/18~11/27)

入院の時、暇に耐えかねて、もしくは物事を整理しようとしていたノートの中身をここに写す。 11/26 (18日に風邪薬を大量に飲み、救急へ。そのまま19日に精神科閉鎖病棟入院し、24日まで身体拘束される。これは26日にボールペンとノートを買い、18日からを思…

死をポケットに入れて

死ぬのかわかりませんが、今薬を飲みながら書いています。なんだか、薬を入れても冷めきっていてつまらないと思った。何も変わらない。救いがない。生きる意味がないくらいでは死ぬには値しないとウエルベックが言っていた。でも不安になった。自分に死ぬ能…

どうでもいい話

風邪薬を飲んだ。効くまでは四時間半かかるらしい。今四時間目。いろんなことを考えた。けれど、どれもそれらしいと思えるのはぼくに外の世界がないからだ。引きこもりは哲学が好き。なぜなら本質の話だから。本質は外に出て流行を追うことを必要としない。…

一人で飛べも浮かべもしない日に

大体、一日に二つも記事を書く時は気分の変調か、言い訳か、両方かのどれになる。この記事は言い訳のほうだろうと思う。このブログを読んでくださる人たちが面識のない人ばかりであった時には、好き勝手に書き散らし、ぶっ倒れたふりの後に立ち上がるかのよ…

日記

よくもまあ、毎日を過ごしていけているものだと自分でも思う。毎日毎日ふらふらと自我と財布の余裕の範囲内で細い綱の上で過ごし、オレンジジュースを買っただとか、あまりにせせこましい理由で落ちてしまう。毎日落ちるように眠れているのは起きている時に…

日記

昨日は古本屋に行き、クーポン券でつげ義春の『義男の青春・別離』と高橋源一郎の『虹の彼方へ』を貰って帰る。あまりにもぼくは不安定だったので、店員に世間話でも仕掛けようかと悩んだが、一回も話したことのない人に抱きがちな、優しさの幻覚のせいだろ…

日記

ここ数日の記憶がほとんどない。どう過ごしていたのかと思うが、きっと過ごすと言えるほどの何事もなかったのだろう。過ごすというよりやり過ごす、そんな、生活に対して誠実ではない態度で数日をパスして、二度寝から起きるみたいに思ったより過ぎている時…

日記

飲みすぎて眠ったのか倒れたのか、夜中に気づいたらゲロに顔をつけてぶっ倒れていた。血まみれというにはそんな血まみれでもないけれど、ちょうど自分がよく寝てるあたりに血がこびりついていた。腕に包帯が下手くそに巻かれている。こたつの敷布団が一気に…

人と久しぶりに会うからと、鼻毛を無にして(ぼくのできる最大限の身だしなみ)外に出たら風邪を引いた。ここ最近、人と会ってうまくいっていたから人と会うフットワークが軽くなっていたけれど、人と会ってうまくいかないと消え入りたくなる。人と会った後…

眠るまであと何ミリリットル

酒を飲んでいる。あまりにも毎日ネット生放送をしても喋ることはないし、酔っ払って自分の顔と向き合ってると自分にキスをしそうになるから今日はやらないようにしたい。酒があると何も考えずに飲んでしまうからいけない。辛くもないけれど、自我をボヤけさ…

ゲッティング・ベター

自分がどうしていたのかがわからない。文章を書くのも、どうやっていたかがわからない。時折、すべて慣れてない物事に思えて、五分前に生まれたように右往左往する。それでも文章を書こうと思うのは何も素晴らしい理由がある訳ではなくて暇だからだ。 どうや…

答えはそばにあった。青い鳥みたいに

子供の頃は何かと、キメて書こうとしていた。これが世界初だみたいに思って。けれど、そんなのはもうやり尽くされてる。裸のランチは駄作だと思う。酔っ払いの演技が上手いのは下戸だ。そばで見てるからね。今たぶん、薬が残ってる。だから真であるというこ…

騙るに堕ちる前に

はじめに よく人に「人生を本にしたらいい」と言われる。本当にいろんな人に言われる。友達、バーで隣にいた人、友達、ぼくの疑似家族の父親、親友、初対面のへにゃって笑い方をする男、知り合いの売女、初対面の売女……。 でも文章にするってことは、作り話…

吹けば飛ぶような

朝は起きれたから何しようかなと思って、食パンを焼いて食べました。それから洗濯をして、掃除をして、ちゃんとした気分になっていたら、奨学金の猶予届を出していないために明後日にお金が引き落とされることに気付きました。急いで猶予届を書いて、身分証…

生活ごっこ

昨日はずいぶん混乱してしまい、久しぶりに家で酒を飲んで寝た。一人酒とオーバードーズは個人的に似たところにあって、分かりやすく不健康だったり、落ち込んでいるときにすると(個人的に)決めている物事を行うことで自分のムードを決めて生きることがで…

退院

荷物が多くなって、スーツケースに入らなかったコートを着たら額に汗をかいた。 夜中はうまく眠れなかった。同室のおっさんが鮮明なおならやいびきをしていた。こんなに騒音を通るように鳴らせるなんて、50周年リマスター版かと思った。マスタリングが施され…

入院二十一日目

何もない一日だった。明日を待ち遠しく思っても、明日は退院以外何もない。でも入院してても何もないから、外の方がまだマシだと思う。そして、そう思うための入院だ。 明日は何をしようかなと思う。久しぶりにそう考える。そうなるのが健康な人間かもしれな…

自分の性について

自分の性についてバーで語ったら、「それは文にするべきだよ」と言われた。それから悩んではいるが、うまく言葉にならない。分類的には性指向(どの性別が好きか)はバイセクシャル(男女両方を愛することが出来る)かパンセクシャル(性別関係なく愛するこ…

入院二十日目

調子が悪いのか、本が合わないのか、ページを繰る指がもつれる。 昨日、ミシェル・ウエルベックの『プラットフォーム』を読了した。面白かったが、元々ウエルベックのそういう面が好きにしろ、露悪的すぎた。悪趣味というか、読者をげんなりさしてやろうみた…

入院十九日目、その2

なんだか、落ち着かない。ぼくの一番の友人が落ち着いていないことがわかっていたのも一因かもしれない。でも、彼は悪くない。ツイッターで生活が覗き見できる社会、その社会に参加している自分……。手持ち無沙汰だった。ぼくが煙草を吸う人間だったら二箱は…

入院十九日目

おとといの外出のことから書く。 美術館やギャラリーに行って、その後、ビルの屋上に行ったり、浜離宮恩賜庭園に行ったり、マッサージに行ったりした後にバーに行ってぼんやりした。 ぼくは昔からひとりにリソースを割く癖があって、お金や時間をすべてひと…

入院十八日目(外泊)

昨日は三菱一号館美術館に行き、『フィリップス・コレクション展』を見た。その後、銀座のギャラリーで『横尾忠則 幻花幻想幻画譚』を見た。 絵については門外漢なので、感想を述べようと思うと遠足の思い出みたいになってしまう。ほとんど美術館に行かない…

入院十七日目

今日は遊びに出かけるので、早めに記事を書く。と、言っても朝七時八時に書くことなんかないわけで、必然と夜中の話になる。 新しく病室に入ってきた人は消灯前から夜中にかけて一言部屋に聞こえる音量で独り言を言う癖があり、夜中は何か食ってる物音がする…