酸っぱい葡萄じゃないけれど、もうほとほと彼女には懲りた。ぼくはいつも届かなくなってから嫌いになる。付き合っていた日々を思い出せば、それは輝かしい記憶ばかり思い浮かぶけれど、絨毯に残った血の染みを見ると、枕元でわざとらしく手首を切っているあ…
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