保育所

言葉なんて子を捨てる親と保育所のやりとり

日記

昨日は古本屋に行き、クーポン券でつげ義春の『義男の青春・別離』と高橋源一郎の『虹の彼方へ』を貰って帰る。あまりにもぼくは不安定だったので、店員に世間話でも仕掛けようかと悩んだが、一回も話したことのない人に抱きがちな、優しさの幻覚のせいだろ…

日記

ここ数日の記憶がほとんどない。どう過ごしていたのかと思うが、きっと過ごすと言えるほどの何事もなかったのだろう。過ごすというよりやり過ごす、そんな、生活に対して誠実ではない態度で数日をパスして、二度寝から起きるみたいに思ったより過ぎている時…

日記

飲みすぎて眠ったのか倒れたのか、夜中に気づいたらゲロに顔をつけてぶっ倒れていた。血まみれというにはそんな血まみれでもないけれど、ちょうど自分がよく寝てるあたりに血がこびりついていた。腕に包帯が下手くそに巻かれている。こたつの敷布団が一気に…

人と久しぶりに会うからと、鼻毛を無にして(ぼくのできる最大限の身だしなみ)外に出たら風邪を引いた。ここ最近、人と会ってうまくいっていたから人と会うフットワークが軽くなっていたけれど、人と会ってうまくいかないと消え入りたくなる。人と会った後…

眠るまであと何ミリリットル

酒を飲んでいる。あまりにも毎日ネット生放送をしても喋ることはないし、酔っ払って自分の顔と向き合ってると自分にキスをしそうになるから今日はやらないようにしたい。酒があると何も考えずに飲んでしまうからいけない。辛くもないけれど、自我をボヤけさ…

ゲッティング・ベター

自分がどうしていたのかがわからない。文章を書くのも、どうやっていたかがわからない。時折、すべて慣れてない物事に思えて、五分前に生まれたように右往左往する。それでも文章を書こうと思うのは何も素晴らしい理由がある訳ではなくて暇だからだ。 どうや…

答えはそばにあった。青い鳥みたいに

子供の頃は何かと、キメて書こうとしていた。これが世界初だみたいに思って。けれど、そんなのはもうやり尽くされてる。裸のランチは駄作だと思う。酔っ払いの演技が上手いのは下戸だ。そばで見てるからね。今たぶん、薬が残ってる。だから真であるというこ…

騙るに堕ちる前に

はじめに よく人に「人生を本にしたらいい」と言われる。本当にいろんな人に言われる。友達、バーで隣にいた人、友達、ぼくの疑似家族の父親、親友、初対面のへにゃって笑い方をする男、知り合いの売女、初対面の売女……。 でも文章にするってことは、作り話…

吹けば飛ぶような

朝は起きれたから何しようかなと思って、食パンを焼いて食べました。それから洗濯をして、掃除をして、ちゃんとした気分になっていたら、奨学金の猶予届を出していないために明後日にお金が引き落とされることに気付きました。急いで猶予届を書いて、身分証…

生活ごっこ

昨日はずいぶん混乱してしまい、久しぶりに家で酒を飲んで寝た。一人酒とオーバードーズは個人的に似たところにあって、分かりやすく不健康だったり、落ち込んでいるときにすると(個人的に)決めている物事を行うことで自分のムードを決めて生きることがで…

退院

荷物が多くなって、スーツケースに入らなかったコートを着たら額に汗をかいた。 夜中はうまく眠れなかった。同室のおっさんが鮮明なおならやいびきをしていた。こんなに騒音を通るように鳴らせるなんて、50周年リマスター版かと思った。マスタリングが施され…

入院二十一日目

何もない一日だった。明日を待ち遠しく思っても、明日は退院以外何もない。でも入院してても何もないから、外の方がまだマシだと思う。そして、そう思うための入院だ。 明日は何をしようかなと思う。久しぶりにそう考える。そうなるのが健康な人間かもしれな…

自分の性について

自分の性についてバーで語ったら、「それは文にするべきだよ」と言われた。それから悩んではいるが、うまく言葉にならない。分類的には性指向(どの性別が好きか)はバイセクシャル(男女両方を愛することが出来る)かパンセクシャル(性別関係なく愛するこ…

入院二十日目

調子が悪いのか、本が合わないのか、ページを繰る指がもつれる。 昨日、ミシェル・ウエルベックの『プラットフォーム』を読了した。面白かったが、元々ウエルベックのそういう面が好きにしろ、露悪的すぎた。悪趣味というか、読者をげんなりさしてやろうみた…

入院十九日目、その2

なんだか、落ち着かない。ぼくの一番の友人が落ち着いていないことがわかっていたのも一因かもしれない。でも、彼は悪くない。ツイッターで生活が覗き見できる社会、その社会に参加している自分……。手持ち無沙汰だった。ぼくが煙草を吸う人間だったら二箱は…

入院十九日目

おとといの外出のことから書く。 美術館やギャラリーに行って、その後、ビルの屋上に行ったり、浜離宮恩賜庭園に行ったり、マッサージに行ったりした後にバーに行ってぼんやりした。 ぼくは昔からひとりにリソースを割く癖があって、お金や時間をすべてひと…

入院十八日目(外泊)

昨日は三菱一号館美術館に行き、『フィリップス・コレクション展』を見た。その後、銀座のギャラリーで『横尾忠則 幻花幻想幻画譚』を見た。 絵については門外漢なので、感想を述べようと思うと遠足の思い出みたいになってしまう。ほとんど美術館に行かない…

入院十七日目

今日は遊びに出かけるので、早めに記事を書く。と、言っても朝七時八時に書くことなんかないわけで、必然と夜中の話になる。 新しく病室に入ってきた人は消灯前から夜中にかけて一言部屋に聞こえる音量で独り言を言う癖があり、夜中は何か食ってる物音がする…

入院十六日目

朝起きたら憂鬱はなくなっていた。いつものようなまっさらな白痴の気分で、眉をひそめて窓を眺めた。ぼくは眉をひそめる癖を作っていた。眉をひそめて、目を開く。ある程度、自分の動作に演技性を被せとこうと思ったのはいつだったか忘れたが、最近ではなん…

また同じ列に並ぶ

また手首が切りたい。たぶん、ぼくの自傷は手首を切って自分を罰するという、内部で完結するわけじゃなくて、人にかまってもらいたいっていう形なんだと思う。自分のことなんか全然わからないけど、そんな感じかなって思う。 また、前の入院の時みたいになる…

入院十五日目

血液検査がまずかったのかもしれない。血を抜いて、朝飯に行くために立ったらふらつく。気分がいいとはいえない。パンもなんでも戻しそうだ。慎重に休みながら牛乳だけを飲んでふらふら戻る。 今日も昨日のつづきか……。と思いながらぶっ倒れていると昼飯にな…

失われた時を求めて(過去や不安のこと)

なんだか落ち着かなくて頓服ばっかり飲んでる。何回も時間を確認しては「一時間後に飲めますからね」と言われる。 ナースステーションに薬を貰いに行った。ナースコールに対応するナースたち。その中でひときわ大きい声が聞こえた。「そんな赤ちゃんみたいな…

入院十四日目

もう二週間かと思うのに、何回も時計を見ても進まない。昨日から、なんだか調子を崩してる。スマホを開くとライフハックが口うるさく、他人の人生を徒労と名誉で彩ろうとしてる。ぼくは人といたり、喋ったり、音楽を聴いたり、本を読んだりが好きです。無駄…

Welcome to the roobik house

ルービックについて ルービックハウス03-5944-8554東京都豊島区東池袋3-9-13 岩下ビル 1Fhttps://twitter.com/roobikhouse0825?s=17 ぼくのよく行っている、というかほぼそこしか行かないバーについて書く。ここ最近のぼくの行動範囲はそこを中心に出来てい…

入院十三日目

季節を穿つ 昨晩、外に出たら寒かった。そんなことでも虚をつかれてしまう。街灯が目につく。ただの街灯も水族館のクラゲのようにそれぞれ意識を持って動いているような気になる。光が細く伸びる季節。夏の緩慢さが終わり、冬の鋭敏が来る。季節の移り変わり…

読書感想文「いなごの日」

『いなごの日』ナサニエル・ウエスト 最近、ボリス・ヴィアンやナサニエル・ウエストのように、諧謔的で、空虚で、ジョークがより一層冷たく響くような作家ばかり読んでいる。どちらも、あまり売れない作家だったし、売れなさはやはりその空虚さ、辛辣さにあ…

入院十二日目

同室のまともな人が一人、今日退院していった。明日、もう一人退院していくという。今日の一日はなんだか夢の延長線上を歩いている夢遊病患者のようだった。人といっぱい遊び、その次の日に人との別れがある。なんでも規則性を見出そうと思えば見い出せるく…

入院十一日目(外泊)

昨日から外泊をして、いろんな所をほっつき歩いた。入院百日ぶんくらいの会話と行動。レコードを買い、服を買い、本を買い、足つぼマッサージに行き、寝間着を買ってもらい、お酒を頂き、美味しいタルトを頂いた。ひとつひとつに辞書に載ってるすべての言葉…

入院十日目(外泊一日目)

部屋で嫌われ者のおっさんが夜中延々と「殺す」だとか「死ね」だとか言ってて、精神が高ぶって眠れなかった。ナースとの口論の声が聞こえて、同室の青年はトイレへ逃げた。逃げ場がないから寝てるふりをした。その後、おっさんのせいかこの病室だけ消灯しな…

入院九日目

医者と話して疲れる。抗うつ薬を明日の朝から飲むことになったが、抗うつ薬なんていつぶりだろうか。ずっと抗不安薬だった。抗不安薬に対しては諦めがついている。どうやったって人は不安になるし、薬でそれを改善するにはそれ以外のことも知覚できないくら…