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言葉なんて子を捨てる親と保育所のやりとり

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ルービックについて

ルービックハウス
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 ぼくのよく行っている、というかほぼそこしか行かないバーについて書く。ここ最近のぼくの行動範囲はそこを中心に出来ているし、ぼくとつるむ友人もそこで作れたし、ここ最近のブログにたまに出る、「バー」はここの事だ。

 ブログを書いていると言うと、マスターが「俺について書いてよ」と言うので、まだぼくのブログのURLが耳に届いていないうちに書いておこうと思う。恥ずかしいからね。
 ここの素晴らしさはやはり、人の暖かさだ。こんなに手垢のついた言葉をぼくが使うってことは、本当にそう思って使っているということだ。本当に大切なことを伝えている。ここでは人と打ち解けるのは簡単だと思う。音楽が好きか、それかイカれていればいい。ロックミュージックなら言うことはない。バーでもなんでも、輪に新しく入るのは緊張を生じさせるものだ。特にバーはめちゃくちゃハードルが高いと思う。ぼくもそうだった。ぼくの友人、森と、偶然店の前を見て、ポスターについてなにかジョークを言っていたところを店の前でやっさん(マスター)に声をかけられた。ぼくたちは寂しくなりすぎて、ホームレスに酒を渡して一緒に飲もうとしていたところだった。やっさんは見た目のイカれた二人組を見て、声をかけたとの事だった。その当時、ぼくらは同じ黒髪ボブで、森は六芒星かなんかが描かれた服を着ていたと思う。ぼくはクリィミーマミの服を着ていた。全体的にロック・スターに憧れているか、狂人に憧れているか、という見た目だ。それに声をかけるとはなかなかにロックだ。我々にとってのワイルド・サイド。それか(ウォーホルやヴェルヴェットのいた)ファクトリー。
 ぼくは最近、そこで知り合った人とばかり遊んでいる。公園デビューみたいに、新しいコミュニティは緊張するものだが、ぼくのような偏屈な人間がうまく入れたということは、ぼくと同じタイプの変わり方の変人なら、うまくいけると思う(変人でなくともうまくいく)。ぼくの大学の後輩も、森の友人も、森の友人でぼくのフォロワーも、元気に酒を飲んでいた。そして数人はソファーで寝ていた。それをやさしく許す空気もある。というか、森とぼくが歓迎される場所があると思っていなかった。ぼくらはここで外国人の客に「マザーファッカー」の用法を学んだり、ほかの客がギター片手に歌っているのを聴いたりした。
 学校で好き勝手をしていた人達が集まっているんだろうなと思う。体育祭の練習でみんながマスゲームや組体操の練習をしている時に、サボって音楽聴いてるような輩が。レコードか、カセットか、CDか、MDか、iPodか……。そういうなんにもならない時間の教養を、活かせる場所っていうのがここなんだと思う。店のスピーカーで好きな音楽を流して、「ここなんだよ! このギター」って言う。そしてもう一人が「最高じゃん」って言う。もしくは「なんてバンド?」、そして「これもいいんだよ」……。部活動からゼミ活動まで、ことごとくあぶれてきたぼくだったが、ここは楽しい。好きな物に囲まれる時間というのは何にも増して素晴らしいものだ。さらに素晴らしい人、素晴らしい酒、素晴らしい料理。場所自体の雰囲気について語りすぎたけれど、酒も料理もすばらしい。そして何よりやっさんが良い。やさしい。ここで出会った友人の言葉を借りるなら、「誰もやっさんのことを嫌いって言う人いない」。結局褒めるから恥ずかしくなって書きにくいんだ。ベンジーレディオヘッドを愛するやっさんは、同じようにベンジーレディオヘッドを愛する友人、森と意気投合した。それ以外にも、やはり詳しい。だからぼくとも意気投合した。音楽好きだから、音楽の話で意気投合するのが一番いい。読者の君が好きなバンドを誰も知らなかったなら、スピーカーで流せばいい。そうして、また会話に花を咲かせることができる。そして酒を飲もう。魂がある酒場だよ(ホテル・カリフォルニアじゃないからね)