反日常系

日常派

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大学を辞めてからの数か月

大学を辞めた。大学を辞める前も半ば辞めていたようなものだったし、まじめに行っていた日々を思い出そうにも、日々自分の鼻が明かされるような、居心地の悪い無能感ばかりが思い出されては、忸怩たる思いに肩までどっぷり浸かってしまう。大学生活で得たも…

もうそろそろでおしまい

実家に帰った。五月の一日に入院が決まったのは、実家に帰るバスに乗りながらだった。日に日に飯を食べる気力すらなく、風呂に入ることさえ出来ずに部屋が散らかっていくのを見ていた。なんだか現実感が喪失していて、これならオーバードーズしていた方がリ…

いつでも消えれる女の子

朝起きて、食パンを二枚とバナナを一本流し込む。そしたら長い長い無が始まる。これは昨日よりはまだ元気だから書けている文章。昨日は夜、逃げ込むようにスーパーへ駆け込み、ストロングではキツくなってきた体に流し込むアルコールを買った。助けてくれと…

短文

ぼくはこの文章をうまく書ける自信がない。生活さえおぼつかないぼくに何が書けるというのだろう。一週間前の自分の言動と今の自分の言動に一貫性がない。一週間で四百錠も薬を飲んだ意味がわからない。友達を失うような言動をした意味がわからない。昨日の…

日記

医者に行った。医者にメモの通り話す。 人間関係で悩んでしまうことが多いと言うと、医者は「去年の今頃は人と会わないほうがいいんじゃないかって言って人と会ってなかったじゃないですか。その時はすごく安定していたし、顔も強張ってなかったので、人と会…

永遠がなかなか過ぎず

「なにもしない生活って恐ろしいよなあ」 とパパが言ったことを思い出す。無職の生活はほぼ余生と同じだ。いつ終わるかわからない永遠。そんな感じだ。今日もまたブロンに手を出してしまった。最寄りのドラッグストアで八十四錠を探し求めたが、なかった。毎…

くすりをたくさん

また手を出したふわふわだ。ブロンが効くまでの数十分数時間を克明に文章にするなんて分かりやすい狂気にぼくは参加しない。ぼくはなぜまたここに戻ってきてしまったんだろう。と思う。 数時間前、パパとぼくは一緒にいた。安心できる関係で、二回も昼寝をし…

横たわる

なんだか、家にいる時は何も出来なくて横たわっていることが多いです。鬱の始まりだなとわかってしまい、余計に落ち込んでしまいます。うつヌケでは気温差が激しいと辛くなるって書いてありますが、ぼくもそのパターンだなと思いながら辛くなっています。こ…

今でも幸せ

ここ最近は人と会うことが多く、その数々をちゃんと描写すると楽しいや幸せという形容詞が似合うのではないかと思われてきます。しかし、躁鬱や解離を理由に社会からドロップアウトしている身からすると、その形容詞が付くことによって他人から攻撃されるの…

そういえば

そういえば、なんて書き方をするけれど、ほぼ一年前に祖母が死んだ。なんとなく思い出す程度の仲だったのだ。詳しく書こうとすればするほどするりと逃げていく、金魚すくいのような日々だった。 祖母とはさして仲が良いわけではなかった。祖母には血の繋がっ…

乗っ取ってあげるからね

人には誰しも、他人には言えない関係があるものだと思う。それはなにも不倫だとか浮気だとか世間一般の倫理に反するからという理由ではなく、面白くないから、話したってどうしようもないからという理由なこともある。 ぼくには数年来、もう三年以上になると…

闘病日誌になってしまう向上心

ここ数日は病院の友達に会ったり、羽川さんに部屋の掃除をしてもらったりしていました。 病院の友人とは喫茶店でぼんやり話しました。なんだか、ぼんやり人と話すために人に会えるようになったのか、と書きながら自分を褒めているところです。去年の今頃は月…