反日常系

日常派

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日記

金もなくなり、そのくせに新しいエフェクターを購入し、変な音が出たら喜んでいる。生活能力(と生存のための思考力)が著しく欠如しているために生活をどうにか福祉でようやく生き延びているが、生活能力が欠如していなかったらもう少し簡単に生き延びてい…

日記

酩酊の手段をなくして、仕方なく残りのレキソタンを安定するためにちびちび飲んでいる。存在、存在が存在するために必要とする時間。時間が僕には我慢ならない。生きている、息を吸って吐いている、秒針が六度ずつ動く。全てが僕にとっては我慢ならない。僕…

酩酊すら遠ざかって、僕は誰か虚構を愛する

二箇所通ってる精神科医から、口八丁で薬をせしめたが、どちらも効くようなものではなかった。ベンゾジアゼピンを信用しすぎていたのか、酒と一緒に飲んだレキソタンもブロチゾラムも、酩酊に適うような代物ではなく、ただ下腹部がふつふつとして気分の悪さ…

酩酊を待つ間に

酩酊を待っている。薬は二箇所通っている精神科からせしめた物で、名前をなんと言ったか、確かレキソタンだったか。ジェネリック製の、売ってもパチモン屋のようにとっ捕まることのない紛い物を酒で流し込んで、さして違いのわからぬ僕の脳は期待と共に酩酊…

飲酒日記

特筆に値するために生きているのに、特筆に値することがない。だから去年週一で更新していたこのブログも徐々に更新の間隔が空き、空いたことで無為なことへの慣れも薄くなり、無為に耐えきれなくなって全てを消してしまいたくなる。空腹と紫煙とアルコール…

日記

人が死に、呪っていない人から順に死んでいくことを思うと、一番呪っている自分自身が爺とも婆ともつかない老人になって独りで床の染みと化す姿が脳裏に映る。それも上手くいけばと言った感じで、日々をようやっとやり過ごしている。徐々に高くなるハードル…

糞をした日の日記

桜が完全に散り、排水口を流れるゴミも桜の花弁の割合が徐々に減る。外来種が流るる水に耐えるように逆らい、その実上るでも下るでもなくただ体をくねらせながら一定を保っている。これは日常の暗喩のようにも思え、なんでも暗喩と結びつける一種の狂気じみ…