反日常系

日常派

2020-01-01から1年間の記事一覧

クリシェをなくして

一応幸せだから、本当のことをそのまま語って、真であるということだけが価値のある文章を書くことができない。 自分を嫌っても、そういうふうなていでも、顔色を窺われたらと思うと、明るい顔を作る。 いつもはこういう風で自分が嫌いですと書いて終わりに…

楽しむのにも体力は要る

病気のせいか気のせいか、病も気からならどっちのせいでもあるのだが、ひどく疲れやすい。何もする気が起きず、夜になると何も出来なかったと落ち込んでしまう。だから、早めに睡眠薬を飲むことにしていて、今日は飲み忘れた分も飲んで、よく眠れるよと貰っ…

近況報告

正直な話、色んな人に「どうやって生きているの?」と聞かれるが、偏に言えば福祉に身を預かって貰っている。障害者福祉等様々なサポートを受けてようやく生きるだけの生活を維持させていただいている。これを幸いと見るか、一般の平均以下の生活を哀れんで…

手紙みたいな日記

手紙みたいな日記は形式に反して気恥ずかしさを得て、誰にも読まれたくない気持ちをほんの少し以上は沸き起こすものです。 言うことが特にはない日々を、書くことが特にはないように過ごしています。今日は病院に行って遊ぶための薬をもらった。最近、禁酒し…

誰かのせいにして溢れたい

ベースの弦交換、PU交換、弦高、オクターブ等の調整に、お世話になっているギターショップ(リペアショップも兼ねている)に赴いた。朗らかにいろんな話をして、ぼーっと待っていた。ここはちょくちょく利用させてもらっていた。去年、違うところにリペアを…

短編

メリークリスマス、パンクス アフレイドというバンドを知ったのは、アマゾンプライムでのドキュメンタリー映画が原因だった。最近は人が何か信念を持って物事を続けているということがことさら素晴らしく見えるらしい。名の知られない老芸術家が延々と名の知…

再開

なかなか上手くいかない。そんなことはわかっていたのに、少し上手くいったら物事は上手くいかないことばかりだということをすぐに忘れる幸せな脳みそだ。そんな脳みそで毎回初めてのように感じるサッドネスを何回目かも忘れて思い出しては懐かしんだ。彼女…